宮園クランがなんやかんやで小説家になるまでのブログ

凡そ社会的地位の無い30代男性が小説家を目指す為のブログ

孫が憂う祖母の容体について

ノーベル○○賞を授与と思ったら実は脳減る○○賞の間違いでいたたまれない気持ちになって朝方から昼を通り越して夕方までもトロカチンEX(モンスターファームに出てくる寿命減らして修練度めっちゃ上げるアイテム)をがぶがぶと飲み干している、宮園クランです。







ようやく落ち着いたので書くべし書くべし。それではご覧ください。



祖母のお見舞いに行ってきた

先日、母上様の更に母上様である大母上様の入院している病院へとお見舞いに行って参りました。




正直、クランは行きたくなくて保留にしていた節がございます。いや、そのなんていうか癌とか老衰とか死に直結するステイタスでないのはさておき、意識障害みたいな感じであまり会話でのコミュニケーションが取れないのと、且つ身内でも父方の家系や知り合いとは会いたくないという本人の意志があったようなので避けていたのです。





そんな紆余曲折がありつつも、面会するに至ったのです。





直前まで、とてもとても気が進みませんでした。。




私の知っている姿とは違った祖母

病室(一人専用の個室)に入ると、横たわる祖母がいます。





髪の毛は三分の一くらい白くなり、布団がかかって見えない左手には点滴が刺さっており、右手は小刻みに震えていました。





私と母上と母上の父親(祖父)との三人でお見舞いに行ったのですが、こちらから何か呼びかけても首を縦に振るか目を閉じるかぐらいのリアクションしか返ってこず、命に別状は無いと聞いてはいたものの、なんだか私はすっごくビビっちゃって、かなりぎこちない表情でその場に居たのだと思います。





ご飯は2日に一度しか口内摂取できず、近日までは右手にも点滴が刺さっているダブル状態だったみたいで。なんなら脊髄に注射する中規模の手術も控えていて。仮に成功しても後遺症で言語障害が残るかもしれないとかいうそら恐ろしい事実もあったりして。。。





それでも、祖父より「今日はいつもよりも眉間に皺がいっておらずかなり落ち着いている」ということを訊いて、かなりほっとしました。安堵出来ました。




帰り際のお別れ

10分も居なかったと思います。むしろ10分も居れたという表現が適切かもしれません。見るに堪えられなかったというか、辛かったというかそんな具合でして。。





で、別れ際に祖母の手を握ってまた来るねと伝えると、指先に少しだけ力が入って「がんばって」って言葉が返ってきまして。祖母の声をそこではじめて耳にしまして。





急に、色んな感情がぶわーっとなって、泣いたりはしなかったのですが、テンパりながらもあることないこと返事してました。「ちゃんと仕事してるし、怪我もないし、病気もしてない。大丈夫、大丈夫だから」みたいな。





頷いて、彼女は少しだけ笑ったようにみえました。




終わりに

生きている生きていない限らず、知っている人ともう話せないって考えると、とても怖いなぁとこの一件で思い知らされました。





交友関係や職場関係でも傷ついたり鬱陶しい出来事が重なってたのもあって、ここ1週間はかなりブルーな気分でしたし。。。





「がんばるって何を?」と自問したところ、「なるべく後悔しないように日々を過ごす」って自答が導き出されたので、とりあえずはそうします。





人生はそれなりに楽しくないし、それほどに苦しくないと信じて、クランは今日も過ごすのです。。





本日もお時間をいただき、ありがとうございました。




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