ウォーズマンのベアクローに脳天を貫かれ意識が戻らずうな垂れたまま車椅子を押されるラーメンマンのものまねに一定の定評がある、宮園クランです。
生きるってなんなんでしょうね。それではご覧下さい。
両隣の上司を見て気がついてしまう
月曜日でした。リーマンはみんなこぞって死んだ顔をしながら会社へ向かいます。モブリーマンたる私も含まれるのかな。。
ともあれ、週初めであった本日。これがまぁいろんな所で揉める燃えるでてんやわんやで。
直接クランへと火の手が上がることはなかったにせよ、終始ギスギスとした空気でそれはそれは居心地が悪かったのです。悪かったのは、さておき。
私のデスクの両隣には、それなりに年の離れた上司が一人ずつ座っております。
左側が9個上で、右側が16個上のが。。
今までなーんにも考えずやりたいこともないままギャンブルに溺れていた生活の渦中では気が付かなかったことに、ふと気が付いてしまったのかもしれません。
9年後(想定)
左側の9個年齢が離れた上司。
この人は口が無茶苦茶悪くてキレ方がかなり理不尽ながらも、とても人情味に溢れる先輩で、3年目からこの人の直下にずっといるクランは、この人のお陰で今の会社を辞めずに続けてこれていました。
怒られても、自分に落ち度があったんだ。伝え方や仕事のやり方に、問題があったんだ。そう思っておりました。
4月よりチーム長が変わったことによって、それが幻想であるのではないのかと疑念を抱き始めます。というかむしろそれは疑惑へと進化し、確信に近い感覚もあるくらいで。
しっかりとしているように見えて杜撰(ずさん)で、係長の立場にいながら知らないことや出来ていないことが山盛りあって、私が分かっていて彼が分かっていないことが、片手では効かない位に存在していることが露呈していて。
連日会社携帯のグループラインやキントーン上で罵倒叱咤され続ける彼をみて。
41歳にして今年一児の父親であるこの人は、いったい何を思って毎日を過ごしているのだろうかと悲しい気持ちになりました。
16年後(想定)
右側の16個年の離れた上司。肩書きは左側と同様に係長。直下の部下はいません。
営業職ながら、この人は毎日電話をしています。外へと訪問する姿は月に1回あるかないかぐらい。ひたすら既存のお客様へ電話し、調査やらヒアリングやらアポイント取りじみた事をしている、彼。
そんな彼との小競り合いのようなものが今日はありました。
毎朝当番で回す所感に関して、私が記憶する限りはまだやっていないにも関わらず、なぜか「俺やったし次やってよ」みたいな感じで押し付けられ、言及しようとしたならば途端に機嫌が悪くなり、声色を低くする彼。しぶしぶ私はボードを受け取りました。受け取ってから思いました。
「あぁそうか。この人は年相応に物を知らないし、朝礼で皆の前で恥をかくのが嫌だから、いつも頑なにやろうとしないんだ」と。
これは裏づけが取れていない私個人の勝手な考えです。
でも、業務のさなかや喫煙所で軽く話すことがあるんですが、なんていうんでしょう。同じようなことしかいつも言わないし、なんなら同じような仕事しかいつもしていないし、なんなんだろうなこの人って、思う訳ですよ。
16個も下の若僧に、思われちゃう訳ですよ。そんな風に。。
そんな未来を思い浮かべて思った
クランは別段この二人にパワハラを受けている訳ではなく、なんなら雑談だけするのであれば社内でもかなり距離の近い存在だったりします。
でも、自分がこの先9年後・16年後、この二人みたいな存在になっていたらどうしようと考えたらですね、
背筋が凍ります。
私は絶対に嫌だ。
双方家庭があり、守る者の為に日々の仕事に望む姿は、勿論素晴らしいし凄いことだし、否定する気持ちは一切ありません。
それでも。それでも。
いい年して部下の前で醜態を晒し続けたり、管理職に近い年齢なのに電話をしつづける毎日なんて。
私は絶対にしたくないし、将来何が何でもなりたくないです。
そして頭から離れない「とある」ワード
全然話は変わるんですが、おとといくらいからでしょうか?
「ムーミン野郎」って単語がずっと脳内に残っておりまして。
冷静に考えるわけですよ。「え。ムーミンって男ってか雄だよな。なのに野郎って付くのは何故?あれか?スナフキンと口喧嘩になって蔑称としての呼び名か??それにしても子供のころ持ってたにょろにょろがたくさんムーミン谷に集まってくるあの絵本は不気味ながら何度も読み返してたなぁ今度実家帰ったらまだあるか本棚を探してみるかな」
みたいな感じで。
とりあえず皆様も明日より声高らかに叫びましょう。
ムーミン野郎!!!