宮園クランがなんやかんやで小説家になるまでのブログ

凡そ社会的地位の無い30代男性が小説家を目指す為のブログ

【超絶美女】二人目の彼女について語る【ただしメンヘラ】

経理処理が遅れた為出張費が振り込まれておらず、残り17,000円で土日どうやって過ごそうか頭抱えてます、宮園クランです。


それでは二人目の彼女について語りますよ〜語る語る………ヌッ!(懐古厨)










Ⅰ. 出会いと付き合うに至るまでの経緯


前回の記事でインターネットにハマっていた私は、よくヤフーのオセロゲームをしておりました。


チャット機能もついており、そこで@tadashiという同年代の子と仲良くなり、ケータイ電話が持てるようになってからはお互いアドレス交換もして、実に4年もの間繋がりを持っていたのです。


初代彼女のAさんと別れた大学2年生の夏、「俺が慰めてやるよ!っつーか飯奢るし会わねぇ?」みたいなメールがきっかけで、お互い関西圏に居住していたこともあり、ご飯を食べに行く事になりました。。


@tadashiはこれといって趣味はないが、聞き上手というか割とコミュニケーション能力の高い陽キャラ属性で、インドア派の私とは正反対の生活をしている好青年だと思っておりました。


.........好青年だと思っておりました。


そして、忘れもしない10年前の8月10日。時刻は18時過ぎで、外はまだまだ明るい中、梅田のHEP前で私は待ち合わせの為ケータイを弄りながら佇んでいると、ぽんぽんと肩を叩かれる。


「あの、クランさんですか?」


顔を上げると、そこには芸能人が霞むぐらい顔が整った長身の美女が。。


ひと違いか?いや、それなら何故私のヤフーIDのハンドルネームを知っている??


錯乱しつつ「そうです」と答えると、


「じゃあ、どこかご飯食べに行きましょうか」と優雅に歩いていく。これが二人目の彼女となるRとの邂逅。


適当なイタリアン料理屋に入り、話を聞くと、どうやら@tadashiのアカウントは弟のものを流用していたらしい。


そもそも電話をした事が無く、文字のみのやり取りだった為気がつきませんでした。じゃあ一人称俺って使うなや!って突っ込むと、


「わたし*解離性同一性障害だから」と俯き加減に言われ、場が凍る。。。
*2重人格的な奴のこと


目の前の美女を傷つけてしまい(やべぇよやべぇよ......地雷踏んじまったよ......)ってな焦りしかなく、気まずさをかき消すように一人でたくさん部活の事とかゲームの事とかマンガの事とか、とりあえずひたすら喋り続けるに徹しました。典型的なコミュ症な私。。


ようやく曇った表情もなくなり、笑って相槌を打つR。笑った顔は天使のそれに相違なく、西洋のアンティークドールのような、人に在らざる美しさです。誇張抜きに、Rより綺麗な人を先にも後にも未だに見たことがありません。


和やかな空気に戻った所で、ご飯もそこそこに切り上げて、いっしょに夜の大阪を巡ります。


もうこの時点で好きになっておりました。これから1秒でも長く同じ時間を過ごしたいと願いました。


ゲームセンターの後に行ったカラオケルームで、私は想いを告げて、即OKを貰い、出会ったその日から付き合う事になったのです。


こんな綺麗な彼女とギャンブル依存症(になりかけてた)自分が付き合うことになり夢みたいだ!と多幸感に包まれますが、その時私は、まだ彼女の本質を知らなかったのです.........


Ⅱ. 付き合ってから分かった彼女の特性


こうして自分に不釣り合いな彼女が出来た私は、Rがメンヘラだと分かるまでの向こう2週間くらい舞い上がっていたのです。。


街を歩けば誰もが振り返る、それでいて自分を愛してくれる異性が側にいる事は、何よりも素晴らしい。


元カノのAさんのように公衆の面前でビンタされる事も無い、これも素晴らしい。


でも彼女はまごう事なきメンヘラだったのです。


悪い事ばかりじゃなかったので、プラスも含めて客観的に書き起こしてみました。


2-1 プラス評価な点

・完璧な容姿


重ね重ねになりますが、非の打ち所がない容姿だったのです。


真夜中の空みたいな漆黒の艶のある黒髪。見ているだけで飲み込まれそうになる瞳。外国人モデルかってなぐらいすらりとバランスのとれた体躯。


あぁ^〜たまらねぇぜ。二回も男(ry

・コミュニケーション能力が高く聞き上手


全般的に話すのが好きなR。基本聞き上手で、それでいて返しも小洒落たというか、常人には出てこないような言い回しが、凄く新鮮でした。。


博識だったし、キャバ嬢になったら天下取れてたと思います。残念ながらもう国内にはいないけれども。。。

ボードゲームやパズルゲームが異常なまでに強い


4年間文字のみでやり取りをする中、当然メインのオセロもやる訳ですが、私は一度もRに勝ったことがありません。


512戦512敗です。もうマジで勝てません。ボッコボコです。。。


付き合い出してからその他将棋・チェス・トランプ等色々やりましたが、何一つ勝てませんでした。。ただ単に私が弱いだけかもしれないのは置いといて。。。


中でもエグかったのが、落ちものゲームの定番であるぷよぷよでの対戦。。。


初めて触ったにもかかわらず、まさかの2分弱で瞬殺(唖然)


なんでそんなに強いのかを聞くと、


「頭の中に10連鎖を起こすパターンがあり、それを最速で積んでいるだけ」


サヴァン症候群か何か?ともあれ、結局別れるまで何一つ勝てませんでした。。


2-2 マイナス評価な点

・左腕全体に自傷痕、極度のリストカッター


初めてのお泊りデートをした時に発覚。。


「あぁ、だから最初会った時も夏なのに長袖だったんだ…」と納得。。


肩から指先に近くなる程傷痕は多く、また深くなっている。何度かやめようと思ったけどやめられない、と悲しそうにしているだけでもう可愛い。なんなんだこいつは。。

・発狂ポイントが突発的且つ不明瞭


おそらく、というかこれが別れる事となった最大の原因。。。


なんの脈拍もなく、急に叫んだり暴れたりするんです。。。


基本回りの物にあたるのですが、






食器全部割ったり






羽毛布団ギッタギタに引き裂いたり






冷蔵庫引っくり返したり





わんぱくなことこの上ないです。


私への直接の暴力は無かったのですが、でもね、


一番耐えられなかったのがね、


発狂時にね、


なるんですよ。




























昔の山賊みたいな野太い声に。













何かに取り憑かれてるんじゃねぇか?ってぐらい、全く別の声になります。本当にこれが怖かった。


唯一救いだったのが、基本周りに人がいない時しかスイッチ入らなかった点ですかね。。。。

・性欲が高過ぎる


あまり詳しく記しませんが、良い意味で生物の本能に忠実だったR。


それはもう色々やりました。。やりすぎて性癖歪められました。。。。。


これの所為で朝疲労で寝坊し、何度新台入れ替えの抽選取れなかった事か・・・(人間の屑)


Ⅲ. 別れるまでに至る経緯とその結末


上記の突発的に発狂する事象が、いつしか耐えられなくなった私。


謎の法則で来るので、発動している最中よりもむしろ次いつRはRじゃなくなるんだろうと、待つ事に苦痛を覚えるようになった私。。


それを含めて付き合って行けなかった私。わたし。。ワタシ。。。。。。。。


もう何だか疲れてしまって、その後ちょっとした事件を挟んで、最終的に自然消滅みたくなったのでした。

Ⅳ. 終わりに


以上が、二人目の彼女との思い出になります。


プリクラとか貰ったプレゼントとかは全て捨ててしまったので、私の記憶の中にしか彼女の思い出は残っておりません。


ひょっとして失恋のショックで妄想が生み出した産物なんじゃね?とか、今でも考えたりもします。


ですが、最後にこれだけは言っておきたい。






お付き合いする相手は計画的に!!!(心病みます)




お付き合いいただき、ありがとうございました。。。